ダイエット目的でスポーツをやってみようと思う方は多いでしょう。
健康的に痩せる為にはスポーツが一番おすすめ！
身体を動かす事でストレスの発散にもなりますし、汗を流せば身体が温まって肌環境の維持にも繋がりますから。
それと合わせて適切な質の食事を摂れば、更にダイエット効果が期待出来るのでおすすめです。
３時間かけてジョギングした！頑張ったご褒美に、ケーキをワンホール食べた！
…これでは、折角スポーツで流した汗も水の泡となってしまいますよね。
『どんな食事を、どれだけの量摂ればいいのか？』
スポーツを行う事を前提に、スリムになる事を目標とした食事の摂り方を学びましょう！
食事は減らさず増やさずが基本
ダイエットを始めると、極端に食事の量を減らす方が多く見受けられます。
１日１食にしたり、スープやサラダしか食べなかったり。
そうすれば確かに痩せるでしょう。
胃の中にほとんど物が入らない訳ですから、体重が減少して行くのは当たり前です。
でも、果たしてそんな食生活を一生続けることが出来るでしょうか？
将来的に長いことスリムでいる為には、極端に食事を減らしてはダメ。
健康的にスポーツで汗を流し、カロリーに気を配った食事をしっかり摂る事で痩せて太りずらい体作りになりますのでおすすめです。
「運動する前に食事を摂った方がいいのか？」
きっと、誰もが一番にぶつかる疑問点だと思います。
これはスポーツ前・スポーツ後の両方に言える事ですが、満腹でも空腹過ぎてもいけません。
特にスポーツをする前に何も食べていない状態だと、体内のブドウ糖が減少してしまい貧血を起こし易くなってしまいます。
スリムに痩せる事が目的なのに、貧血でダウンしては意味がありません。そして非常に危険です。
スポーツをする前は、約２時間ほど前に食事を摂っておくのがおすすめです。
比較的消化が早い、炭水化物中心の食事を心掛けると良いでしょう。
（例：おにぎり・食パン・軽めのうどん等）
通常の食事の場合だと、スポーツ開始の大体２～３時間ほど前に食べ終わっていればＯＫです。
固形物は消化するのに時間がかかってしまいますから、スポーツ開始の直前になればなるほど消化吸収が良い食べ物を選ぶようにしてください。
脂質や油分の大量摂取は消化の効率を下げてしまいますから、スポーツをする前の食事としては出来るだけ避けた方が良いでしょう。
また、スポーツ前にきちんと食事を摂るのがおすすめだとは言っても、満腹の状態でスポーツを始める事はおすすめ出来ません。
満腹状態のままスポーツをすれば胃に負担がかかりますから疲れやすくなってしまいます。
それに満腹のまま急に動き出すとお腹などに不調が出てしまう可能性だってありますし、最悪の場合嘔吐の危険性もあるんです。
食べすぎず、抜き過ぎず。スポーツ開始時には満腹感も空腹感も感じないくらいの状態がおすすめです。
消化の良い食事を２時間前に摂っておくのが理想的。
でも、毎回上手く時間を調節して食事のタイミングを計れる訳ではありませんよね。
「食事を摂ってないけど今すぐスポーツしたい！」とか、「もうすぐジムの時間なのに寝坊した！」とか。
そんな時は、便利な食事変わりとなるものを補給するのもおすすめです。
具体的な時間と共に、スポーツ前におすすめの食事法を見て行きましょう！
炭水化物を中心に、満腹ではなく小腹を満たすくらいの食事量をおすすめします。
（例：お茶漬け・おにぎり・カロリーメイト等）
消化吸収が良く、出来ればエネルギーに直ぐに変わり易いものがおすすめです。
（例：野菜ジュース・バナナ・りんご等）
吸収率の高い食事を選びましょう。
（例：ゼリー状スポーツ食品・スポーツドリンク等）
全く何も食べない状態でスポーツを始めてしまうよりも、市販されている栄養補助食品などの力を借りて小腹を満たしておくのはおすすめです。
それからスポーツ飲料は、普通のお茶やジュースよりも吸収が早くなるよう作られています。
２～３時間前にしっかり食事を摂ってからスポーツに励むのがおすすめではありますが、どうしても事情があって上手く食事が摂れない場合には、上記のように時間帯に合わせた食事の摂り方を考えてみてくださいね。
スポーツが終わって気分爽快！その後の食事のおすすめは？
適切な食事を摂り、快適にスポーツを終えることが出来ました！
次に考えるべきは、スポーツ後の食事の摂り方ですよね。
スポーツを終えた後は吸収が良くなっています。その状態で糖質が多い食事を大量に摂ってしまえば、折角減らした脂肪がまた増えてしまう事に繋がります。
スポーツを頑張った自分へのご褒美でケーキやドーナツなど高カロリーの物を食べたくなるかもしれませんが、そこはどうにか我慢して、スポーツ後にもバランスの取れた食事を摂るようにしましょう！
タンパク質や野菜を中心とした、バランスがいい食事をおすすめしますよ。
また、クエン酸にはスポーツ後の筋肉痛を予防してくれる効果が期待出来ますから、意識的にクエン酸やアミノ酸を摂るよう心掛けてみてください。
クエン酸が入った食事と言われてもなかなか思い付かないかもしれませんが、最近はクエン酸が入ったスポーツ飲料も売り出されていますよね。
それから梅干しや柑橘系の果物なんかにも入っていますよ。
では、経過時間ごとに摂取するべきおすすめの食事をピックアップしましょう。
栄養が高い食事。プロテインを適量摂るのもおすすめです。
（例：果汁１００％ジュース・牛乳等）
栄養バランスが取れた食事。タンパク質や炭水化物、ビタミン・ミネラル等を意識的に摂るように。
（例：海藻類・きのこ・野菜などが多く含まれた普段通りの食事）
折角スポーツで汗を流したから、食事も我慢してもっともっと痩せたい！
ついついそう思っちゃいがちですが、それは絶対にダメ！
食事を摂る事によって、自分の身体の中で作る事が出来ない栄養を摂取する事が出来るんです。
食事は身体の資本です。生きる上での基本的な事です。
そこを蔑ろにしてはいけません。
スポーツ後に食事を摂って栄養を補給する事によって、自分の身体に対しても良い影響を与えてくれます。筋肉量を増やす手助けとなってくれるんですね。
ただ、スポーツの後には内臓機能が落ちていますから、急に食べたいものをドカドカ食べてはいけませんよ。
栄養バランスの取れた食事を、良く噛みながらゆっくりと食べる事が大切です。
スポーツをしてから２時間以上経過して食事を摂っても、栄養を吸収できなかったり低血糖になって甘い物を摂取したくなったりしてしまう可能性が高まります。
その為、スポーツ後２時間以内にバランスが取れた食事を摂る事を是非おすすめしたいと思います。
栄養のバランスが取れた食事というのは、『一汁三菜』。
主に、炭水化物・タンパク質・ビタミン・ミネラルをバランス良く摂りましょう。
これらの食品を参考に、１食で１０品目の食材が摂れると最高です。
スポーツ後に大量の糖質を摂ってしまえば、吸収されやすく逆に太る原因ともなってしまいますから、スポーツ後の甘い物はちょっとだけ我慢しましょうね。
ですが、更にストイックにダイエットをお考えの方は青汁や、酵素ドリンクやダイエットサプリなどの健康補助食品で栄養を補給しつつ摂取カロリーも制限する場合は、更にダイエット効果が見込めるといえるでしょう。
栄養バランスに重点を置いて、食事のメニューに気を使ってみてください。
スポーツも食事も、ダイエットの一環です。
食べないのもダメ、食べすぎもダメ。
スポーツで流した汗を台無しにしてしまわないように、スポーツ前後の食事の摂り方にも気を配るように心掛けてくださいね！
